アニメ『さらい屋五葉』感想や評価！一度だけ攫われてもいいかなと思ったあの夜
作品情報
| 制作会社 | |
| 監督 | |
| キャスト | |
| ジャンル | 人間ドラマ・時代・サスペンス |
ストーリー
気弱ではずかしがり屋な性格が災いして浪人となってしまった政之助は、ある日偶然出会った遊び人風の男・弥一に用心棒になるよう依頼される。しかし、政が守るべき弥一こそ、拐かしを生業とする賊「五葉」の一味であった。剣の腕を見込まれ、仲間に誘われる政だが…！？
ひとクセもふたクセもある「五葉」の面々がそれぞれ抱える事情。本当の絆とは、強さとは、優しさとは——。出典：フジテレビ公式サイト
個人的ベスト
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キャラ ウメ
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エピソード 第３話 徐々に巻き込んで
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シーン マツに対抗心を持つウメ
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セリフ 「気が弱くて文句さえ言えない」（第２話・ウメ）
個人的な感想
夜中2時
初めて家出をした。
父親は酒癖が悪い人だった。
みんなが一緒に暮らしていた時も、夜中に母親を起こして一方的に怒鳴りつけていた。
ぼくたち兄弟はただ嵐を過ぎ去るのを待った。
よく兄が母を守ろうと飛び出していたけど、ぼくにはそんな勇気はなかった。
兄弟4人のうち、僕だけが父親と住むことを選んだ。
みんながいなくなってから、初めて父親が寄って帰ってきた。
階段を上がってくる。
部屋の扉が開く。
明るく照らされる。
「出てこい」と怒鳴られ、階段に出る。
その時、どんな事を言われたのか覚えていない。
ただ怖くて、泣き続けた。
母はこんな恐ろしい時間をたった一人で耐えていたいたのかと思うと、無性に会いたくなった。
父が寝静まったのを見計らって、1階の窓から家を出た。
母たちが住む家は、歩いて30分ほど。
初めは怖かった。
薄暗い角から誰かが出てきそうだった。
でも、あいつと対峙していた時に比べればずっと平気だと思えるようになった。
あんな家には二度と帰らないと考えるのと同時に、人生で初めて誰かに連れ去られてもいいかなと考えた。
ほんの一瞬。
そしたら、あいつも反省して、
僕にしたこともそれまでの行いも反省して、
またみんなで一緒に暮らせるのかなと考えた。
冷静になり、拐われる恐怖やお母さんに会いたい気持ちが強くなった。
夜中に出歩く少年少女は、誰かに拐われて全く新しい人生を送りたいと願ってるのかもしれない。
誘拐を肯定するわけではじゃないけど、意思表示を受け取ってあげる人が何者かは彼らには重要じゃないのかもしれない。
世間の評価
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| あにこれ | 3.8/5(371) |
| -位/1716位 |
個人的な評価
| 総合 | ★★★ |
| ストーリー | ★★★ |
| 作画 | ★★ |
| キャラ | ★★★★ |
| 声優 | ★★★ |
| 第１話 | ★★★ |
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最終回 |
★★★ |
