１３話では無理がありました。アニメ『魍魎の匣』感想や評価！

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立派な原作、大手制作会社、豪華な声優陣

何がイケなかったのか？

単純な尺不足でしょうね。

見たことある方は、同ジャンルのおすすめ作品をご参照ください。

監督	中村亮介
制作会社	マッドハウス
声優	平田広明、森川智之、木内秀信、関貴昭、浪川大輔、高橋美佳子、戸松遥、久川綾、桑島法子、津田匠子、本田貴子、古谷徹、田中正彦、檜山修之、三木眞一郎、うえだゆうじ、諏訪部順一、小山力也、宇垣秀成
ジャンル	ホラー/サスペンス/推理
話数	１３

先日更新した免許証が届いた。

ふと視界に入った裏面の臓器提供意思表示欄。

そう言えば、前のカードにもあったな。

前回は、確か全部提供するにチェックを入れていたと思う。

確か臓器提供によって助かったストーリーの映画か本を読んだノリで、丸を付けたんだと思う。

僕にとって、臓器提供はその程度のもの。

だけど、身近な人はそうではなかった気がする。

両親も兄弟も、免許証の裏に〇をつけている人を見たことがない。

先日、一緒に住んでいる彼女に聞いてみた。

彼女は、空欄にしていると答えた。

「なんとなく抵抗があるし、かと言ってハッキリ意思表示する必要もないのかな」と。

日本では、諸外国に比べて臓器提供が遅れているらしい。

だから、医療ドラマでは「臓器提供待ち」患者がよく登場する。

死んでいく人の方が多い高齢社会なのに、どうして臓器が足りないのか、いつも理解できなかった。

たぶんそれは、日本人が「匣」に執着する人種なのかなと思う。

箱入り娘、整形に対する抵抗が強い、植物状態になっても看病し続けることを美徳とする

平気で臓器提供にYESと意思表示できる自分は、やや日本人とは異質なのかもしれない。

その証拠に上に挙げた３つの事例について、自分は世間とは逆の考えを持っている。

子どもは女性だろうと、男性だろうと、ある程度の年になったら親元を離れて生きていくべきだと思う。

生まれついた顔が原因で上手くいかないと感じる人が、理想の顔に変えることの何が悪い？と思う。

もし、自分で動くこともできない状態になってしまったら、積極的に死を選ぶと思う。

だが、ほとんどの日本人は「親からもらった肉体で、心身ともに機能しなくった時まで、生き続けること」という死生観を持っている。

それを良い悪いと判断するつもりはない。

だけど、そんな価値観を持っている人たちが、何のためらいもなくワクチン接種をすることに違和感を感じる。

「ワクチンという異物を、一生かけてあるがままの形で大切にすると決めた肉体に入れることには抵抗を感じない」というのは、矛盾していないか？

それともこの国では、匣に対する執着よりも同調圧力が強いということなのだろうか？

無職と１クールアニメ