海外クラファンで３０００万が集めたWEBアニメ！『イヴの時間』感想や評価！

劇場版『イヴの時間』(2010) - メランコリア

未来、たぶん日本。

”ロボット”が実化されて久しく、

”人間型ロボット”が実用化されて間もない時代。

※劇場版ですが。

見たことある方は、同ジャンルのおすすめ作品をご参照ください。

監督	吉浦康裕
制作会社	スタジオ六花
声優	アツロウ, 野島昭生 ; 芦森博士, 山口由里子 ; 無名, 小野仁寛 ; 無名, 古泉壮
ジャンル	SF/ファンタジー
話数	６＋劇場版（総集編）

タクシー運転手

レジ係

某サイトが教える「AI・ロボットに取って代わられる職業ベスト３」。

取って代わられるのに、「ベスト」という表現が適切かはこの際置いておこう。

この手の脅しが普及して約１０年が絶った。

ほとんどがまだ「脅し」であるが、自動レジは日々当たり前になっている側面も。

この作品を見て危惧を覚えたのは、職業よりもコミュニケーション。

「質問　キャンセル　コーヒー」（第１話）

「鞄　防水　お前だけ帰宅」（第２話）

名詞を並べたカクカクした言葉。

特に、典型なのが、

「みんなは？じゃなくて、ステータス　家族」（第１話）

人間的な疑問形から、AI的な名詞の羅列で伝え直す。

こういうことを日常的に経験している。

家で仕事をしている時、発する「ヘイシリ　アラーム　１０分」

そんなコミュニケーションを取っているから、久しぶりに会った友達との第一声で「最近　元気」みたいなことが自然と出てしまう。

複数の名詞を並べる新しい文法は、何もSiriのヘビーユーザーに限らない。

誰もが１日１回はする「ググる」という行為。

ググるで完結する現代人にとって、副詞や動詞を使わずに1日を過ごすなんてことはあるあるなのかもしれない。

そのうち、「スーパーライトノベル」みたいな。ググる文法で書かれた小説が出てくるかも。

ちゃんとした日本語を忘れないように、記事を書き続けたいとと心から思う。

無職と１クールアニメ