1クールアニメ『四畳半神話大系』感想や評価!バラ色の大学生活は手にできるのか
あなたの会社にもいるはず。
上手く立ち回る奴・ヒロイン・独裁者・仙人
作品情報
制作会社 | |
監督 | |
キャスト | |
ジャンル | 青春・ファンタジー・日常 |
ストーリー
大学三回生の「私」は、薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも無意義な2年間を過ごしてきた。
入学した時に数あるサークルの中からテニスサークルを選ぶが、会話も出来ずに居場所を失くしていく。そこで同じ様な境遇の小津と出会い、サークル内外で人の恋路を邪魔をする「黒いキューピット」の悪名を轟かせることに。
小津と出会わなければ黒髪の乙女と薔薇色の人生を送っていたに違いない! もしあの時違うサークルを選んでいたならば……。
出典:公式サイト
個人的ベスト
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キャラ 樋口師匠
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エピソード 第4話 弟子求ム
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シーン 樋口が鴨川デルタで弾き語るシーン
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セリフ 「人生一寸先は闇である。我々はその底知れぬ闇の中から、自分の益となるものをあやまたずに摑みださねばならない。」
個人的な感想
どの組織にも彼らはいる。
この作品の主要キャラは、世の中のありとあらゆる組織に当てはまる。
うまく立ち回るヤツ・・・オズ
ヒロイン・・・明石さん
独裁者・・・城ヶ崎先輩
仙人・・・樋口さん
自分自身のこれまでの人生を振り返っても、悉く当てはまる。
○前職の会社
オズ→同期のY
明石さん→上長のTさん
城ヶ崎先輩→支社長のSさん
樋口さん→同期のS
○大学時代のホテルバイト
オズ→同学年のT
明石さん→3つ上のMさん
城ヶ崎先輩→パートのRさん
樋口さん→3つ上のFさん
これは深読み以外の何物でもないが、この作品は組織で生き抜くヒントがある。
自分に合った役割を担うこと。
学生時代から、とにかく人より目立つことだけを考えていた。
そのために、誰よりも完全無欠な存在でいようと努めた。
つまり、城ヶ崎になろうとしていた。
だが、自分には目を引くルックスも、カリスマ性も持ち合わせていなかった。
もちろん、ドールを愛する性癖も。
「人に恵まれなかったから、あそこは続かなかった」という言葉は、真実ではない。
大切なのは、自分に合った役割を担える環境かどうか。
そのために人が重要なのであって、自分の役割が明確にあってそれだけにフォーカスできれば、どこの組織でもやっていける。
薔薇色の青春を送ることができる。
ここで書いた全ては作り手もドッキリな深読みだろうが、結構理にかなっていると思うのは自分だけだろうか。
まあ、いいや。
世間の評価
4.6/5(159) | |
あにこれ | 4.0/5(2878) |
114位/1784位 |
個人的な評価
総合 | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
作画 | ★★★ |
キャラ | ★★★★★ |
声優 | ★★★★★ |
第1話 | ★★★★ |
最終回 |
★★★★★ |