「●話切り」しないと、年間300本も見れまへん。
テレビアニメだけでも、40本!
毎クール、これだけの数が世の中に出てくる。
つまり、新作アニメだけでも全てに目を通すには、毎週1200分(20時間)が必要になる。
「過去作ぜーんぶ見たい!」という、僕みたいな欲張りもいるかもしれない。
約1万5,000作品※
(※日本のアニメ作品総合データベース「アニメ大全」に網羅されている作品数が1万4249件であることから、この辺かと。)
つまり、過去作をさらうには約7,500時間が必要!
7,500時間は、だいたい1年間に相当。1年間寝ずに見続けてやっと過去作に目を通せる計算。
そうしている間にも、少なくとも120作品ペースで新作が出てくるから、物理的に「この世にあるアニメに目を通すことは不可能」だという結論にたどり着く。
ここで、全てのアニメ好きの気持ちを代弁させていただく。
時間が足りん!!
明らかに、作品数に対して楽しむための時間が足りない。
「THE WORLD」のような時間を止める能力があれば、、、
そう望むアニメファンは多いのではないだろうか。
だが、そんなことは画面の中での話であって、、、
どうやら、アニメ好きには「限られた時間で効率よく楽しむスキル」が必要なようだ。
最近では、「年間300本男」を名乗らせてもらっている。
文字通り、年間300本の作品を見ていることに嘘はない。少なく見積もった数なので、実際は400作品くらいは見ている自負はある。
だが白状すると、全エピソード見ているわけではない。
流石に1話切りはカウントしていないが、10話まで見てさよならした作品もある。
このブログを始めた頃は、「見始めた作品は最後まで」というスタイルを持っていたが、早々に無理ゲーであることが気づく。
そこで使い始めた「切る」という行為。
今回は、「年間300本男」が実践するアニメ切りについてご紹介したいと思う。
切るポイントは4つ
自分はアニメを見るうえで、「0話」「1話(冒頭10分)」「1話()全編」「2話」という、4つのチェックポイントを設けている。
「0話切り」の基準は、PVとレビュー
「0話切り」とは、本編を見ることなくサヨナラする行為。
「知らなかった」を含めれば、ほとんどが「0話切り」に当たる。
ここでは、「作品は知っている」且つ「見る気はある」作品についての切り方をご紹介。
人に紹介された作品以外、2つの情報を必ずチェックすることにしている。
それが、PVとレビュー。
PVを見れば、作品の概要を知ることができる。
- 監督
- 制作会社
- 主要キャスト
この3点は、ほぼ例外なく分かる。全くあらすじに触れない場合もあるが、そういう作品はたいてい「●弾PV」など複数のPVを用意している。
続いて、レビュー。新作アニメ以外、レビューサイトを見れば、だいたいの評価を知ることが出来る。自分は、「Amazon」と「あにこれ」の2つを確認している。
レビュー数が多い上にそれぞれユーザーが違うので、2つを見れば大体の作品の面白さが分かる。
足切りラインとしては、両方とも3以上をつけていること。但し、評価している人が100に満たないものは除外している。Amazonは、作品によってレビュー数が少ないので、その場合は「Filmarks」や「アキバ総研」を覗くようにしている。
「1話切り(冒頭10分)」の基準は、生理的に受け付けるか
ブログの特性上、1クールを中心に見ることが多い。
12話という短期決戦の1クールアニメでは、第1話は超重要であると考えている。
だから、1話でも「冒頭10分」と「全編(まるまる30分)」のチェックポイントを設けている。
便宜上、冒頭10分と書いたが、感覚的には最初の1シーンで作品への評価は決まる。特に、「名作」や「傑作」などの評価を受けている作品は、ほぼ例外なく「掴み」も一級品。
だが、ファーストコンタクトで魅せられる作品ばかりではないので、10分は様子見するようにしている。
キャラデザや声、セリフ回しなど、作品の主要素に引っかかりがない以上、最後まで見ることになる。
「1話切り(全編)」の基準は、総合3以上
最初の関門「10分」で、生理的には見続けられることは証明される。
だが、「見続けられる=見続けていたい」とは限らない。
そこで、定量的な評価をするようにしている。
自分は、以下の項目を5段階評価する。
- ストーリー
- 作画
- キャラ
- 声優
- 音楽
5つの項目に点数をつけて、総合を出す。そして、総合3以上であれば2話を見るようにしている。
追記)
仮に、「ストーリー」「キャラ」が3、それ以外が2の場合。
自分は「シナリオとキャラ」重視なので、総合は3とする。
この辺は、自分がどの要素を重視するかによって総合を決めればいいと思う。
「2話切り」の基準は、先が読めないか
最終チェックポイントは、2話を見終えてから。
感覚的に、1話は「キャラの顔見せ」で終わる作品も多い。だが、ストーリーが本格的に始まった2話であれば、材料は大体出尽くしている。
基本的に「一気見スタイル」を取る自分は、「先が読めすぎていないか」という観点で考える。
言い換えれば、「どうせ12話までこんな展開が待っているんでしょ?」と思わないか。
いわゆる「異世界転生モノ」と呼ばれる作品は、2話を見ればその後の展開が読める。というか、そうした「お決まり感」が一定のファンに支持されているのだろうけど。
自分は、どの作品にも「新しさ」や「その作品ならでは」を求めるので、2話までの60分の間に独自ポイントがあるかを考える。
1つでもそういった要素があれば、3話以降を見ることにしている。
ほぼないが、迷うのが「第1話がとてつもなく面白かったのに、2話がとてつもなくつまらない」ケース。
こうした作品に出合った時は、自分に時間的な余裕があるかで決める。「翌日はフリー」である場合は、パスするなどケースバイケースで対応。
4つのチェックポイントで残るのは約3割
以上、4つのチェックポイントを経た「生存率」は、ざっとこんな感じ。
- 0話切り→70%
- 1話切り(冒頭10分)→50%
- 1話切り(全編)→40%
- 2話切り→30%
つまり、2話消化時点で残るのは3割。
「3割しか残らない」と捉えるか、「3割も残る」と捉えるかは、人によって違うと思うが、少しでも参考になったら嬉しい。
アニメ好きにこそ「改革」を
アニメ業界の本質的なスタイル「大量生産」は、今後も変わらない。
だからこそ、アニメを楽しむためには取捨選択が重要になってくる。
「時間がないから」とアニメを諦めたくないし、寝不足続きで健康を害したくもない。
是非、「切る」という行為を肯定的に駆使して、アニメを楽しむ人が増えてくれると嬉しい。
全作品の一覧はこちら
アニメ見るなら
サブスク名 |
無料期間 |
月額 (2022年9月22日時点) |
特徴 | 無料トライアル |
---|---|---|---|---|
<U-NEXT> |
◎ 31日 |
2,189円 (1,200ポイントバック) |
アニメ見放題作品数No.1! テレビ放送中の人気アニメから懐かしの名作アニメまで勢ぞろい! |
|
<Hulu> |
〇 2週間 | 1,026円 |
3分の会員登録完了! オリジナル作、独占配信も・PC/Mac/ゲーム機対応・簡単登録・簡単解約。 |
|
<dアニメストア> |
◎ 1カ月 | 440円 |
業界唯一のアニメ特化型サブスク。 ジャンルはもちらん、出演声優から他の検索できる特徴も! |