無職と1クールアニメ

「明日休みならアニメみよう」をコンセプトに1クール完結アニメを紹介。ネタバレはありません。

”Less is More” 特化型オタクが1クールアニメの魅力を語りつくす

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これまで当ブログで紹介してきたアニメ作品。

我ながら、よくも3カ月でこれだけ見てきたなと思う。

 

でも、世の中にはまだ見ていない作品がたくさんある。

1クールに限定しても、数えられないほどの作品が。

 

今更だが、「1クールアニメ」という言葉についてちゃんと考えたことがない。

ブログ名にも載せてもらっている言葉をちゃんと理解せずに使っているというのは、ど

こか不誠実な気がした。

そこで今回は、1クールアニメについての理解を深めたいと思う。

1クールアニメとは

辞書的な意味で言えば、

1クールアニメとは「1クール(13話前後)で完結するアニメ」

 

あまりに言葉通り!(汗)

これで説明終了はいたたまれないので、、、

放送業界は、一年を4つに分け、1クールを13週とするのが基本。

4〜6月を春、7〜9月を夏、10〜12月を秋、1〜3月を冬とし、それぞれの期間に放送されるアニメを「春・夏・秋・冬アニメ」と呼ぶ。

なぜ、12話だったり13話だったりするのか?

1クールアニメと言っても、話数に1〜2話の誤差が生じる場合がある。

それはカレンダー上放送回に差があったり、イベント(オリンピックやサッカー中継)の有無でお休みになることがある。

人気作ともなると、放送時間がズレただけでも大ニュースになる。

news.yahoo.co.jp

録画失敗続出。

「テレビはオワコン」と言われて久しい中、微笑ましいとも思えるニュース。

まあ、見逃してしまった本人たちからすれば、一大事なんだろうけど、、、

また、12話までを放送し、13話は未放送分としてDVDに収録するケースもある。

 

1クールアニメがどういう意味なのかは分かった。

ここで、幼少期から感じていた疑問。

 

どうしてあのアニメ面白かったのに、1クールで終わっちゃったんだろう?

 

これまで、1クールかそれ以上なのかがどうやって決めるのかを考えたことがなかった。

この疑問に答えるためには、作り手としての視点が必要になる。

何クールにするか(なるか)を分ける3つのポイント

何クール放送されるかは、主に以下の3つで決まる。

  1. 予算

  2. 原作量

  3. 制作時間

予算

アニメ制作は、企画が通らないと始まらない。

どれだけ面白い構想があっても、作るためのリソース(人・金・時間)がなれば実現できない。

そのため、企画の段階では予算が決められる。

www.youtube.com

「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」でお馴染みの”スポンサー”も、ここで決まる。

 

アニメ”セイサク”には、2種類ある。

1つは、全体の予算やクオリティについて決める製作

もう1つは、スタジオで実際に映像を作る制作

 

企画を担うのは、製作のほう。

製作を手掛けるのが、知名度・ブランドがある会社だと多くのスポンサーが集まり、2クール以上の企画が通りやすい。

 

もちろん、放送後のDVDが売れ、次回作を作るお金が出来れば次回作も決定ということもあるが、企画段階で何クールにするかは決まっていることが多い。

原作量

『ワンピース』や『こち亀』のように単行本が100巻を超えるものをアニメ化するのに、1クールでは足りない。

原作量が増えれば、アニメ化した時の話数が増える。

これについては、これ以上の説明は不要かと思う。

制作時間

企画の段階で、いつ放送されるのかというスケジュールが決められる。

「いつ放送されるか分からない=スポンサーとしての旨味が得られるタイミングが分からない」状態では、誰もがお金を出したがらないからだ。

こちらの記事で、アニメプロデューサーの中尾幸彦さんがこのように言ってる。

magmix.jp

アニメ制作は、常にクオリティと予算とスケジュールよ厳しいせめぎ合いです

出典:マグミクス

 

「間に合わなかったんだな」と伺える箇所が見受けられる作品もあって、アニメづくりは時間との勝負なんだと痛感させられる。

 

ビジネス的な制約がありながら、アニメは作られていることがわかった。

だが、長ければ面白いという訳でもないのがアニメを含め創作物の醍醐味。

 

「1期はあんなに面白かったなのに、2期以降クソ」という作品は、結構ある。何とは言わないで置こう。

 

最後に、1クールならではの魅力を語りたい。

1クールアニメの魅力

  1. 面白さが凝縮

  2. 後味を楽しめる

  3. 次回作への期待

面白さが凝縮

1クールアニメは、スカッとさせてくれる潔さがある。

アニメに限らず、回を重ねるとどうしても間伸びしてしまいがち。

"Less is more"という言葉にあるように、間延びすることなく最後まで面白さが変わらない1クールだからこそ、一気見という楽しみ方が出来る!

後味を楽しめる

1クーラーアニメの中には、意味深な終わり方をするものもある。

「え、これで終わり?続きはどうなるの?」と視聴者置き去り型のエンディング。

しかし、それも魅力の一つ!

「こうなったんじゃないか?」「いや、ああなったんじゃないか?」と見終えた後も想像を掻き立てられるのは贅沢な楽しみ。

 

「答えは君たちの中にある」

そんな声が聞こえてきそうなのも、1クールアニメならでは。

次回作への期待

これで終わりだと分かっていても続きがあるのでは…と淡い期待を胸に持ち続けられるのも、1クールアニメの魅力ではないか?

 

中には、放送から10年以上経って次回作が公開されることもある。

その時は、長年の片思いがついに実った!という感動がある。

 

叶っても叶わなくても、どっちも最高。

そう思えるのは、1クールならではの魅力。

まとめ

今回は、1クールアニメについて作る側・見る側、両方の視点で考えてみた。

このブログでは1クール限定で紹介していますが、あんまり長さとかに拘る必要もないかなと思う。

面白いものは何クールであれ、面白いし残る!

 

とは言え、一気見できて後味も楽しめる1クールアニメを中心にアニメライフを送りたい(^^)

 

いつも応援いただき、ありがとうございます!

1クールアニメ一覧はこちら

shortanime.hatenablog.jp

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