1クールアニメ『ばらかもん』感想や評価!自分らしさってなんだ
「自分らしさってなんだ?」
ただやり続けた先にもらえた”あの言葉”
作品情報
監督 | 橘正紀 |
制作会社 | キネマシトラス |
声優 | 小野大輔、原涼子、古木のぞみ、大久保瑠美、内山昂輝、遠藤璃菜、木村聖哉、潘めぐみ、徳永悦子、立木文彦、諏訪部順一、梶裕貴 |
ジャンル | コメディ・日常 |
話数 | 12 |
世間の評価
4/2/5(11) | |
あにこれ | 4.1/5(2833) |
65位/1716位 |
個人的な評価
総合 | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
作画 | ★★★ |
キャラ | ★★★★ |
声優 | ★★★★ |
第1話 | ★★★★ |
最終回 |
★★★★★ |
個人的ベスト
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キャラ なる
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エピソード 第11話 東京にいます
-
シーン 島のみんなからの電話(第11話)
-
セリフ 「譲っことと拾うことばやめんば、ほれこげんなもんたい」(第3話)
個人的な感想
「キャラ濃いね」
昔から言われてた。
特に初対面の相手には。
初めましての相手には、陽キャラを見せる。
意識しなくても、なぜかそう演じてる。
でも、しばらくすると普通の人になる。
周りからすると、扱いに困る人。
そうは分かっても、上手にスタートダッシュを切れない。
「自分らしさ」について最も考えさせられたのは、前職時代の営業ロープレ。
新規のお客さんを相手に、会社概要からヒアリング、商材提案する1時間ぐらいの。
約半年の研修期間中、トータル200回以上した。
誰より先輩の試験を受け、落ちた。
話は下手ではないと思うんだけど、
フィードバックでは決まって「機械的」「眠くなる」「熱が感じられない」などが返ってきた。
中でも印象に残ってるのが、「デパートのアナウンスみたい」というもの。
正確に、聞き取りやすすぎたせいか、そう言った上司には終始寝られた。いや、寝かせた?笑
いろんな先輩に付き合ってもらったけど、
具体的で、革新的なアドバイスはなかった。
とにかく、やり続けた。
ある時、父親が相手だと思ってやってみた。
そしたら、合格した。
いつも作業をしながらツマラなさそうに聞いてる先輩が興奮気味に「全然違う!めっちゃ良いよ!頑張ったね!」と言ってくれた。
"自分らしさ"を認めてもらえたようで、とっても嬉しかった。
あの時掴みかけた感覚は、言語化できない。
ただ、身近な厳しい相手を思い浮かべて話しただけ。
だから、「自分らしさとは?」なんて聞かれても答えられない。
僕のために何十時間も付き合ってくれた先輩方には悪いけど。
でも、自然と滲み出てきて、それを周りが自然と感じとるものが「自分らしさ」なんじゃないかなと思う。
今こうして書いている間も、「自分らしさ」が滲み出ているといいなと思う。
そして、それを受け取ってくれる誰かがいるとより嬉しい。
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