無職と1クールアニメ

「明日休みならアニメみよう」をコンセプトに1クール完結アニメを紹介。ネタバレはありません。

アニメのあるある、リアルのなしなし10個集めてみた。

「事実は小説よりも奇なり」

なんて諺がある。

だが、毎日アニメを見ている自分に言わせれば「2次元の方が奇なり」だ。

 

今回は、アニメではお決まりだけど、リアルではお目にかかれない事象をピックアップ。

立ち止まって考えたら「2次元だけではないぞ?」なものもあるので、検証しながら見てもらえると幸いです。

 

なお、現実的に起こり得るものに限定してます。

超能力とか魔法とか、言い出したらキリがないので。

バナナの皮で一回転

『プリパラ』第115話より

コメディ作品で必ずと言っていいほど登場する、お決まりのバナナの皮を踏んで宙返りする演出。

最近のシュール系ギャグ作品でも見られるので、分かりやすいのかな。

 

現実での報告は、ほぼ皆無。

それもそのはず。

これを実現するにはいくつもの前提条件をクリアする必要がある。

  • バナナの皮が人通りのある道に落ちている
  • 皮を外側に立った状態になっている
  • 通り行く人がバナナの皮に気づかない
  • 踏みつける人は時速10キロ以上(概算)で移動をしている
  • 滑りやすい道路状況になっている

少なく見積もっても、こんな感じ。

道路はだいたい灰色なので、日中バナナに気づかないケースはほぼ皆無。

ましてや、転んだ後に頭にバナナの皮が乗るなんて、チャレンジ企画の域。

サイレンサーをつければほぼ無音

残すところ一週間のみ「WA《ゴルゴ13》M16 スナイパー・ライフル」取扱いは、8月31日迄! | WA"マグナ"ブローグ・バック!

ゴルゴ13』や『名探偵コナン』など、スナイパーご用達のサイレンサー

アニメでは「シュッ」ぐらいで、雑音に紛れる静穏設計に思えるが。

 

こちらのサイトに、分かりやすい比較表がある。

hb-plaza.com

一部抜粋したいものが、こちら。

音源

音圧レベル

(単位:デシベル

サプレッサー付ライフル

(.308win)

146

サプレッサー付ピストル

(9x19mm亜音速弾)

129~134

サプレッサー付.22LRピストル

116

サプレッサー付.22LRライフル

113

爆竹

110~120

救急車のサイレン

90~120

掃除機(平均)

65

人の会話

60

これからも分かるように、

普通にうるせえ

かなり離れた距離からも救急車の音に気付くように、100メートルぐらいだったら普通に気づくレベル。

アニメや映画を参考に犯罪計画を練ると、思わぬ誤算を招くだろう。

学校を牛耳る生徒会

AbemaTV」ちょっと“オ・ト・ナ”な成人の日SP! 生徒会役員共、監獄学園、下セカ...オトナの階段上れ♪ 2枚目の写真・画像 | アニメ!アニメ!

2次元に存在する生徒会は、絶対権力の象徴。

教師たち大人も頭が上がらない場合もあり、もはやコメディ。

 

経験談より。

全校生徒900人ぐらいの公立高校で、半年間生徒会長になった(嫌々)。

結論から言うと、生徒会長になってから肩身が狭くなった。

自分のパーソナリティもあるだろうが、同級生からは「会長のお通りだ」「会長、今日は学校平和ですか?」などとイジられるようになった。

会長に対してそんな感じだから、生徒会全体が畏怖されるわけもなく、、、

一応進学校だったが、思春期の少年少女たちからすれば「お高く止まった偉い子ちゃんたち」と見られるのが実情。

タイムスリップできたら、全力でお断りするね。

地味メンに群がる美少女たち

投票】ハーレムアニメといえば - アキバ総研

いわゆる「学園ハーレム」ものではお馴染みの光景。

アニメ好きの少年に夢を持たせたいのか、それとも青年男子に理想の青春を疑似体験させたいのか。

 

そんなモテる男子などいないというのが1点。

もしそんな奴がいても、女性心理からあり得ないというのが1点。

思春期の女子が最も大切にするのは、「浮かない」こと。

もし、1人の男子に3人以上で囲んだりすると「はしたない」「尻軽軍団の1人」とレッテルを張られるリスクがある。

男子1対女子2というのはあり得る。

これは、女性的な感性を持った男子が、気の合う女子2人とつるむというケース。

しかし、3人以上となると途端に性的な匂いが発生する。

厳密に、ハーレムは何対何以上を指すのかは知らないが、1対3がミニマムの比率。

近くの席の4人でくっついて給食を食べるシステムでは、1対3は日常的に起こり得る。

1が女子だったら問題にされないが、女子に囲まれれる男子という構図になった途端、性的な問題として認識される。

これは、「ハーレムもの」が「逆ハーレムもの」に比べて数が多いことによる。

アニメや漫画によって作り出されたイデオロギーの一例だと言えるだろう。

shortanime.hatenablog.jp

湧いて出てくる転校生

『映画ドラえもん のびたの月面探査機』

学園を舞台にした作品では、ほぼほぼ転校生が登場する。

そして、彼らの立ち位置は2つに1つ。

主人公か相方キャラか。

 

全国にある小学校数は、約2万校。

対する小学生の人口は、約600万人。

全クラスに転校生がいると仮定して、必要な転校生の総数。

1学年1クラスで仮定すると、毎年12万人。

1学年2クラスで仮定すると、毎年24万人。

1学年3クラスで仮定すると、毎年36万人。

つまり、それぞれ50人に1人、25人に1人、12人に1人が転校生という計算に。

実際、全国平均各学年2クラスはあるだろうから、25人に1人が転校生。

うーん、微妙。

いなさそうでもあるし、いそうでもあるし。

こうやって計算してみると、それほどフィクションでもないことに気づけるね。

まあ、1クラスに2人以上が転校してくるなんてことは、ほぼ現実的ではないだろうけど。

曲がり角で運命の人とゴッツンコ

『ROMANCE OF THE TURN』より

 

「ぶつかった相手は、初日の転校生で、最初はお互い因縁の相手だと思っていて、でもなんだかんだありながらも運命の人だと思うようになって、、、、」

みたいなお決まりの展開。

 

まあ、ないね。

仮に、曲がり角で誰かとぶつかることがあっても、それが同世代の異性である確率は紙のように、世界のOKAMOTO以上に薄い。

ただ、最近では交差点にミラーが設置されている。

偶然を装ってタイミングよく、、、なんて悪いこと考えたらあきまへん。

食パンを加えた学生

男子高校生の日常』より

コメディタッチの作品で、よく見る「食べながら登校」。

トーストは定番で、エッジの利いた作品ではラーメンを強者も。

 

当然ながら、未だかつて見たことがない。

もし見かけたら、是非ともお友達になりたい。

そして、その子の親に「素晴らしい食育です」と伝えたい。

まあ、ほとんどの日本の親は、食育よりもを世間体を優先するだろうけど。

谷間に吸い込まれる顔面

お母さんの谷間に顔を突っ込むジャイアン - アニメ漫画へのボケ[72574516] - ボケて(bokete)

敢えて「母親の谷間に吸い込まれるジャイアン」を選びました。

このサイトは、エロ目的ではないことを表明したいので。

調べればたくさん出てくるので、ご自分でどうぞ。

 

青少年向けの作品ではお決まりの展開だが、お互いの協力がないと実現できない。

まず、顔をうずめるだけのバストがある人がどれだけいるか。

あとは、先ほどの「曲がり角からのボーイ・ミツ・ガール」同様、天文学的確率に賭けることになる。

現実ではあり得ないからこそ、2次元で描く意義がある。

そのような明確なポジション取りが大切だろう。

すぐさま発生するタンコブ

忍たま乱太郎』「伏木蔵のタンコブの段」より

幼児向けアニメでよく目にする「たんこぶ」。

特徴は、ポカっと来た直後に目玉大のタンコブが出現する点。

 

まず、よく見られる頭の上からキノコのように出てくることはない。

なぜなら、髪の毛で隠れるから。

スキンヘッドの人なら、なめこ大のものは出来るかもしれないが。

しかし、「衝撃を受けてすぐ」ということはない。

筋肉痛ほどではないが、腫れだすには時間がかかる。

痛いと分かっているけど、ついついギューッと押してしまう。

万人向けのあるあるであることを願って告白してるんだけど、単なる歪んだ性癖か?

妖艶な保健の先生

サクラ先生『うる星やつら』より

ドラマほどではないが、保健の先生と言えば「妖艶な女性」が定着している。

果たして、現在(2022年秋)放送の『うる星やつら』では、サクラ先生は登場するのだろうか。

 

保健の先生は、正式には「養護教諭」と呼ばれる。

主な仕事は、児童・生徒の健康管理や保健指導。

また、児童・生徒の精神面でのカウンセラー的な役割を果たす。

養護教諭も教師の一種なので、基本的に他の科目の教師と同様の採用基準。

当然ながら、顔やスタイルなどを基準に採用されるかは決まらない。

まあ今の時代、誘惑的な外見をしていれば即PTA案件。

「白衣姿は子供に良からぬ想像をさせます」とか言ってくるヤバい親もいるんだろうな。

自分が教師なら、「その旺盛な想像力は、どこで培われたんですか?」と尋ねたい。

併せて読みたい

shortanime.hatenablog.jp

shortanime.hatenablog.jp

shortanime.hatenablog.jp