呼び捨て厳禁?「ちゃん」付けしないと心が痛むアニメキャラ7選
アニメでは、「ちゃん」抜きではしっくりこないキャラが存在する。
その多くは、子供の形をとり長年愛される国民的作品。
今回は、個人的に「ちゃん付けしないと心が痛む」アニメキャラを7人紹介。
独断による「ちゃん付けしないといけない理由」も交えているので、楽しんで読んでいただけたら嬉しい。
アラレちゃん/がっちゃん
自称天才博士がつくった女の子ロボット。
「んちゃ」や「キーン」など、アラレちゃんにのみ許される擬音を多数保有。
超人的な(そもそも人ではないので)身体能力と人懐こっさを兼ね備え、「アニメキャラ最強」とも呼び声高い。
「勇次郎」や「悟空」など、飛びぬけた戦闘力を誇るキャラは、呼び捨てにされるケースが多い。
だが、アラレちゃんに限ってはあくまで少女扱いされる特別な存在。
加えて、相棒の大食感・がっちゃんも呼び捨てさせないオーラを放つ。
うまるちゃん
家では「ファッキンニート」に早変わりする、女子高生。
容姿端麗な表の姿と、夜更かし・偏食の不摂生かつグータラな裏の姿は、第三者からは完全に別人に映る。
また、ゲームセンターやサブカル関連のイベントなどに出かける際は「UMR(ユーエムアール)」という第3の人格を発現させる。
いずれの人格も、キャラクター人気投票で上位をランクインするなど圧倒的。
呼び捨てしがたいのは、やはり裏とUMR。
人間には、ぬいぐるみ大の全てに「ちゃん付け」する本能でも組み込まれているのかもしれない。
キョロちゃん
アニメ版に登場するキャラは、キョロちゃん以外完全オリジナル。
内容は子供向けのギャグコメディがベースだが、社会風刺などのブラックユーモアも含まれる。
国民的なお菓子のイメージキャラクターは、呼び捨てしづらい。
「カールおじさん」「ペコちゃん」「ガリガリ君」など。
「食べ物を粗末にしてはいけない」という教えには、キャラクターも大切にするというメッセージが含まれているのかもしれない。
シンちゃん
ずっとスケベな幼稚園児。
公共の場での露出や道端でのナンパなど、園児には思えない行動をとるが、やはり扱いは5歳児。
彼ほど、年齢というバリアに守られている人間はいないかもしれない。
やるせなさを痛感する大人たちも、やはり一様に「しんちゃん」と呼ぶ。
5つ下の妹・ひまわりは、ちゃん付けされない。
「ちゃん付け」の基準は、年ではなくパーソナリティによるのか。
ターちゃん
「ジャングルの王者」の異名を持つ青年。
身長187cm、体重110kgと立派な体躯を誇る。
年齢は不詳だが、20歳は超えていることは確認されている。
なぜ、成人男性は「ちゃん付け」され続けるのか?
理由は、「ちゃん」を取ると不便だから。
「ター」では、ジャングルの王者を指すのか、卓球選手の掛け声を指すのか、判別がつかない。
他のものと判別をつけるために、ちゃんは必要。
タラちゃん/イクラちゃん
タレントに声真似されがちな幼児コンビ。
タラちゃんから見ると、イクラちゃんは再従兄弟(はとこ)に当たる。
時に、大人たちの注目を巡ってバトルを繰り広げる二人。
やはり、この2人を呼び捨てできないので、「です~」と「ハーイ」のキラーフレーズを持っているからだろう。
世間からチヤホヤされる子役も、男子であれば「くん」、女子であれば「ちゃん」が無条件につけられるのと同じ。
まるちゃん/たまちゃん
ちょっとオマセな小3女子。
マイペースでおっちょこちょいな一面があるため、家でも学校でもよく注意を受ける。
「まる子ちゃん」か「まるちゃん」かは好みだが、ちゃん付けしないと非国民扱いされそうな気がする。
しっかり者な小学生だったら、話は違っていたのかもしれない。
また、いつもセットのたまちゃんも、ちゃん付けせずにはいられない。